思い出だけで生きていける

シャチが好きなお母さん。二人で鴨川シーワールドに旅行に行った時、ホテルに向かう車の中で母が言った一言です。

「最悪生活保護になったとしても、別に贅沢な暮らしは望まないし、たまに今日みたいなプチ贅沢があればそれでいい。別にこれがなくたってもいい。もう十分思い出だけで生きていける。今まで生きてきて、幸せな経験や思い出がもう既にたくさんあるし、それをたまに思い出すだけで幸せな気持ちになれるから。」

確かにそうだな、と私も思ったのです。

私ももう十分すぎるくらい色々な経験をしてきた、というかさせてもらったのです。

もちろん、もうちょっとやりたいことがまだまだあるはあるんですけど、母の言うその言葉はなんだか私の心を満たしたわけです。

お母さんが幸せならそれでいいのです。

母はコンビニのパートをして、2番目の兄貴家族の手伝いにたまに行って、韓国ドラマをみて、K-popアイドルの曲や動画をYoutubeでみて、たまにライブに行って、たまに好きな人と旅行に行って。

毎日楽しそうに過ごしています。

いつか韓国旅行に連れて行ってあげたい。そのために韓国語の練習、頑張ります。